関節痛・肘

肘に現れる関節痛は、スポーツなどで偏った動作が習慣化した結果、過使用が原因となっていることが大半です。
野球肘など、それぞれのスポーツ名を冠されることも多いのですが、肘内障、リウマチ、感染症などの可能性もあるので放置せず、整形外科など病院で診断・検査を受けることが必要です。

 

軟骨組織や筋肉などの異常が原因となって起こる関節痛には、大きく急性期と慢性期に分けられます。
多くは、特定のスポーツの特定のフォームなどで、肘に過剰な負担が継続してかかったことで、捻挫や脱臼など、急性期特有の症状が現れます。急性期には、アイシングや物理療法などの治療方法が多く採られます。

 

一方、慢性期の関節痛は、骨の変形、靭帯、筋肉などの異常が、固定化したような状態になっていることが多いものです。
一度変形した骨は、決して元に戻ることはないので、発想を転換して、ストレッチや筋力アップ・エクササイズなどを実施して症状の進行を防ぎ、痛みを緩和させる方向で処置されます。

 

急性期の症状が治まった慢性期において、肘は骨も筋肉も靭帯も、相当に参った状態になっています。
治療に当たっては、ストレッチや筋力強化などで、筋力をアップさせることで、関節痛を緩和させていきます。
マッサージも、筋肉の緊張を解くのと同時に、精神的にもリラックス効果が得られるのでオススメです。

 

スポーツなどで良い成績を上げようと張り切る気持ちは理解できますが、一定部位の過使用は肘関節の変形をもたらします。
関節痛の結果としての変形は、元には戻らないというものの、姿勢を矯正する、関節に負担のかからない生活習慣などの方法で、通常の日常生活に近づけることは可能です。

関連ページ

関節痛・足首
足首の関節痛は、症状に応じて治療方法もさまざまです。
関節痛・手首
手首付近に起こる関節痛には、比較的軽いものから手術が必要なものまでさまざま。
関節痛・膝
膝関節には、全身の体重が、そっくりかかってくることもあって、関節痛を起こしやすい部位です。変形性膝関節症や関節リウマチが代表的。